診療時間・ 午  前  9:00〜12:50
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抜歯

抜歯

親知らずは、放置しておくと、他の歯に悪影響を及ぼすことがあります。 また、永久歯は二度と生えてきません。なので、すぐに抜歯せずに歯周治療や根管治療を行ない、歯の保存あきらめず、できる限り抜歯は避けたいものです。当院では、歯周治療や根管治療を行ない、できる限り抜歯を行わない治療を心がけています。

CTによる診断

親知らずを抜くのか抜かないのかは、親知らずと他の歯との関係・下顎管との位置関係等を総合的に判断して決定します。また、親知らずの近くに存在する下顎管には、神経や血管が通っています。親知らずの手術に際して、その神経の位置に配慮しなければなりません。歯周疾患や根管疾患で、抜歯を行うか、保存的治療を行うかは、歯だけでなく、歯の周りの歯周組織の状況を総合的に判断し治療にあたります。
当院では、歯科用CTを用いて、適切な診断を行い、抜歯の可否を判断いたします。難症例に関しては、福岡歯科大学病院、九州大学病院、九州医療センターの口腔外科をご紹介いたします。

滅菌された、安心な器具での抜歯

親知らずの抜歯も立派な手術の一つです。当院では、ヨーロッパの厳しい基準に適合したクラスB滅菌器を導入しており、衛生的な環境下での手術を行っております。滅菌した器機を用いることにより、感染症のリスクを低下させています。

痛みの少ない抜歯

当院では、笑気麻酔、電動麻酔器等の導入により痛みの少ない抜歯をご提供します。詳しくは、痛みの少ない治療のページへ。抜歯の痛みが怖い患者さんもお気軽にご来院ください。

ソニックサージオンを用いた低侵襲な治療

超音波を用いたソニックサージオンにより、軟組織を傷害することなく骨切除を行います。ソニックサージオンを使用することより、難症例の抜歯にも対応いたします。

親知らずは必ず抜かないといけないの?

親知らずは、抜いた方がよい場合と残せる場合とがあり、親知らずが歯としての働きを果たしているかどうかで、それを判断します。まず、抜く場合は親知らずが傾いて前方の歯に食い込んでいる、あるいは生えきれずに途中で止まっているケースなどです。親知らずが埋まっていると、歯周病と同様に歯と歯茎の境目が深くなるため、歯茎が赤く腫れて痛む場合があります(智歯周囲炎)。また、手前の歯との間に段差があると十分な歯磨きができず、歯垢がたまって親知らず歯や隣の手前の奥歯がむし歯や歯周病にかかりやすくなりす。親知らずの最も怖い点は、炎症(歯冠周囲炎)が悪化し、顎骨の炎症にまで広がっていくことです。また、親知らずの周りに膿瘍(膿のこと)が形成され、骨が破壊されたり、あごの神経組織まで炎症が広がっていく場合もあります。こうなると原因である親知らずをすぐに抜くことはできず、点滴や抗生物質の投与によって消炎を行ってからの抜歯となります。特に、上顎は直接頭蓋骨とつながっているため、脳にまで痛みが響いて大変つらいため注意が必要です。一方、手前の歯と同様に正しく生えている、あるいは骨の中に完全に埋まっている場合は抜かずに残すことができます。その場合、前方の歯を失ったときに親知らずを利用してブリッジができる、バネをかけることができるため入れ歯を安定できる、また歯の移植(自家歯牙移植)に利用できるというメリットもあります。

親知らずとの影響で、奥歯が虫歯になってしまいます。
親知らずの影響で、奥歯の位置がずれてしまいます。
奥歯が虫歯になってしまいます。
奥歯の位置がずれてしまいます。

歯を抜いたままだとどうして良くないの?

「抜いたのは奥歯で目立たないから」「1本ぐらい歯がなくても不便は感じないから」などと、抜歯をしたまま放置していると、期間が経つうちにさまざまな影響が出てきます。また1本1本の歯根の周りの歯根膜には、噛むことで脳につながる受容体(センサー)があります。その情報がなくなっていきますから、だんだん認知症になりやすくなるともいわれています。歯には大きく分けて、咀嚼(そしゃく:噛むこと)、嚥下(えんげ:飲み込むこと)、発音、審美の4つの役割があります。永久歯は親知らずを除いて上下顎それぞれ14本ずつあり、上顎の歯と下顎の歯がうまく噛み合うことで、これらの機能を果たしています。
1本でも歯を失うと、両隣の歯が倒れてきたり、噛み合っていた向い合う歯が伸びてきたりして、噛み合わせに狂いが生じます。すると、発音がしづらくなったり、うまく噛めなくなって食事の際に支障が出るほか、歯と歯のすき間が広がって食べかすが挟まりやすくなり、むし歯や歯周病になりやすくなってしまいます。さらに、怖いことに、噛み合わせ不調による頭痛、肩こり、耳鳴などの不定愁訴を招いてしまうこともあるのです。

◉抜歯後放置した場合のデメリット
1、隣の歯が動き咬み合わせ全体が狂ってくる。
2、反対側の歯が伸びてきて弱くなる。
3、見た目が悪い。
4、息が抜けるので発音が悪くなる。
5、むし歯や歯周病になりやすくなる。