インビザラインとは

矯正治療をしたいけど、矯正装置は、目立つし歯磨きもしにくそうで… そのような患者さんに、インビザラインをご提案します。 インビザラインは、マウスピースの形をした矯正装置です。カスタムメイドでアメリカにて製造したマウスピースをお口にはめるだけで、 矯正治療が行えるシステムです。
ブラケットとマウスピース治療の比較
ブラケット矯正 | マウスピース矯正 | |
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装置の目立ちにくさ | ブラケットを歯の唇側に装着するため、目立ちやすくなります。 | ほぼ透明の医療用プラスチック製のマウスピースの様な矯正装置を歯に装着しますので、目立ちにくくなっています。 |
取り外し | 治療が終了するまで、矯正器具は取り外すことができません。また、取り外しや装置の調整は歯科医師が必ず行います。 | インビザラインの装置であるアライナーは簡単に取り外すことができ、患者さんご自身で取り外しができます。 |
治療中の食事 | 矯正装置が歯に装着されているため、硬いもの、粘着性のあるものなどは、注意が必要です。 | アライナーは取り外すことができるので、食事の際は取り外して、普段通り食事をすることができます。 |
治療中の歯のお手入れ | 矯正装置が歯に装着されているため、歯磨きがしにくくなります。歯科医院での定期的なクリーニングが必要です。 | アライナーを取り外して、普段通りの歯磨きができます。また、アライナーを洗浄する必要があります。 |
インビザラインのながれ
STEP1 | カウンセリング
お口の中を歯科医師が診察し、インビザラインでの治療が行えるかどうか判断します。
患者さんの疑問や質問にもお答えします。

STEP2 | レントゲンの撮影
インビザラインを行うにあたり、必要なレントゲン写真の撮影を行います。

STEP3 | 歯の型取り・咬み合わせの採得
インビザライン用装置の製作のための型取りを行います。
歯形を取り、上顎と下顎の咬み合わせを記録します。

STEP4 | デジタル技術による矯正治療の設計
患者さんの歯型から、3D技術によりデジタル3Dで歯列を再現します。
この3Dの歯形と治療計画フォーム等のデータを利用し、どのように歯を移動させていくか、シュミレーションをたてます。
このシュミレーションを何度も修正し、理想の歯ならびになるよう調整していきます。

STEP5 | アライナーの作成
クリンチェックに基づき、適切なアライナーを作成します。
その後、日本へ郵送されます。

STEP6 | 治療の開始
アライナーが到着したら、不備がないかを確認し、実際に治療を開始します。

STEP7 | 定期検査
アライナーを装着したら、歯が計画通りに移動しているかを定期的に診察します。
万が一、計画通りに移動していなかったら、アライナーの再製作をおこないます。
STEP8 | 保定
せっかく移動した歯がもとに戻らないように、保定を行います。